2016夏

8月中旬。

お盆休みに実家に帰省。お盆休みに帰るのは何年ぶりか。オリンピックの記憶が濃い。東京よりも相当暑かった。親戚との集まりも昔ほど嫌じゃなくなったように思う。久しぶりの長期滞在。

東京に帰ると、いろいろと思い悩むことが多かった。将来のことや親のこと、故郷のこと。センチメンタルを超えて考えすぎて気分が落ち込んでいた気がする。それもこれも、長期滞在の故郷の居心地が良すぎたのか、中度のホームシックにかかっていたように思う。

ホームシックがとけたのもあるだろうけど、休みの日に外出したり、考え方を見つめ直したりしていたら、自然と気分が晴れていた。夜に考えすぎて良いことはない。

東京の夜は美しいと思う。東京の夜の町が好きだ。

9月1日。スピッツのＮＨＫホールでのライブをみる。はじめてのスピッツはとても素晴らしかった。ライブで久しぶりに楽しいと思えるライブだった。基本的に昔の曲が好きなのだけど、ライブで聞くとロック感が強い曲はやっぱりあがる。ＭＣもこんなにも笑わせてくれるとは思わなかった。また参加したいな。夕方の代々木公園はポケモンＧＯをやってる人が結構いた。自分はもうほとんどやっていなかったけど、人が集まっていて夏休み感を感じられ、座ってのんびりしてリラックスできた。

9月上旬。まだ全然暑い。汗がだらだら出る。土曜日。和食居酒屋で食事。半個室というかああいう部屋は良いな。じっくり話せるし、落ち着く。お酒と魚を楽しんだ。帰りにミスタードーナツによってマロンのドーナツとなんかを買った。土曜日の夜、遊んで帰ってくる道中はいい時間だ。明日の休みがあるし、これから帰って自由な時間があるという幸福。金曜の夜と土曜の夜は大事にしたい。

日曜日。広島ヤクルト戦を明治神宮野球場で観戦。初の明治神宮。広島の優勝するシーズン、1回くらいみておこうと思ったのだ。久しぶりに球場で観戦したけど、あの熱気と歓声はいやがおうにもテンションが上がる。内野席で前日にチケットキャンプで探して手に入れたチケット。定価より安く買えたのでお得だったと思う。こんなに近くで野球をちゃんと見たこと自体もしかしたら生まれて初めてかもしれない。広島ファン2人とヤクルトファン2人に挟まれていたので、なぜかどちらのファンかばれないように努めた。一応一塁側で、公式ＨＰにも内野席はどちらのファンもいますと書いてあるのだが、なんとなく盛大に応援するのは気が引けるなあ。それにしても広島の応援は圧倒的だった。外野席で応援するのは楽しそうだなと思った。

試合は広島が1点差で勝利。優勝まで間近だ。

最近は三四郎のラジオの過去回とアルピーのポッドキャストを全部聞いている。のだけど、飯テロシリーズは面白い。今度、ピザポテトとコーラを買って、深夜に海外サッカーをみながら食べようと思った。考えるだけで心が躍る。流れ星ちゅうえいが出てる回があってちょうどミレニアムズがはじまろうとしているところだった。こんなに早く終わるとは思ってないだろうに、芸人の世界は厳しい。

さんまの委員会に小宮さんが出ていて、小宮さんはこういう番組呼ばれないんだろうなと勝手に思っていたので、うれしい。小宮さんの認知度がぐんぐんあがってきている。今は、いろはに千鳥、キングちゃん、ヒムケン先生、水曜日のダウンタウン、笑けずりが毎週楽しみ。

いろいろ録画してるけど、究極はこれらの番組だけで良いような気がする。人生は限られているのだから、自分がみたいものをみればいい。

ここ何年か、気になる番組は全部録画して全部チェックして、映画も気になるのは全部劇場で観る、音楽も気になるのはチェックするというある種の症みたいになっていたけど、最近はもっと自分の思うまま、ほんとにそうしたいのかを立ち返るようになった。

観たいと思う映画だけ観ればいいし、楽しみにしている番組だけ観ればいいと思う。

家でパソコンしながら、テレビみたり映画するのをやめるようにしている。

あれは知らず知らずストレスたまっていると思う。メールチェックは1日2回。

「シン・ゴジラ」と「君の名は。」どちらも超大ヒットを飛ばしている。どちらも観たがはっきりいってとても素晴らしい。最高だ。今更だが、観ていない人は観てほしい。

今年の邦画界の充実度は異常。と1000人くらい言ってそうなことを言っておこう。